【第16講】進行形を超わかりやすく解説!

参考書よりもわかりやすい英文法超入門講座」の第16講です。今回は進行形をとりあげます。進行形には現在進行形過去進行形未来進行形の3種類があります。また、これらとあわせて進行形特有の注意すべきポイントも紹介していきます。

現在進行形とは

現在形は①現在の習慣、②現在の状態、③不変の真理、④確定未来の4つを表す時制でしたね。詳しくは【第9講】現在時制を参考にして頂ければと思います。これに対して現在進行形は今やっている最中のことを表します。現在時制が過去から現在を経て未来を表すのに対して現在進行形は「今この瞬間」を表すことができます。

(例1)He is reading now.(彼は今読書をしています。)

現在進行形はbe動詞+Vingで表します。

現在時制と現在進行形の区別

例えばThe baby sleeps in that bed.は「昨日も今日も明日も、赤ちゃんはベッドで寝る」というニュアンスになります。一方The baby is sleeping in that bed.は「今まさに赤ちゃんはあのベッドで眠っている」という意味を表します。

未来を表す現在進行形

現在進行形は、「~している」だけではなく、近い未来の予定も表すことができます。

(例)I am leaving tomorrow.(私は明日出発します。)

They(  )in Narita tomorrow.

①arrived ②are arriving ③is going to arrive ④will be arrived

センター試験の過去問です。tomorrowとあることから未来を表す選択肢が正答になるはずですが、③is going to arriveはbe動詞がisのため除外されます。そして、進行形は近い未来を表すことができるので、②are arrivingが正解です。

They are arriving in Narita tomorrow.(彼らは明日、成田に到着する予定です。)

終わりに向かう途中の進行形

現在進行形で「~しかけている」という意味を表すことがあります。

“That famous cherry tree(  )because of pollution.”
“Yes, we have to do something to save it.”

①had death ②has died ③is dead ④is dying

センター試験の過去問です。後半の文意(桜の木を救うために~)から「桜の木」はまだ生きていることがわかります。②has diedや③is deadでは既に死んでいることになってしまいます。正解は①is dyingです。これで「枯れかけている」という意味になります。

“That famous cherry tree is dying because of pollution.”
(あの有名な桜の木が公害のせいで枯れかけています。)
“Yes, we have to do something to save it.”
(そうだね、我々はその木を救うために何かをする必要があります。)

非難の意味を表す進行形

現在進行形にしばしばalwaysなどの副詞を伴って非難や賞賛を表すのに用いられます。

(例)He is always smoking.(彼はいつもタバコを吸ってばかりいます[非難]。)

be always doingは「いつも~ばかりしている」という非難の意味を表します。

過去進行形とは

過去進行形は「過去の具体的な一時点で~している最中だった」という意味を表します。

(例)It was raining when I came home last night.(昨夜帰宅したときには雨が降っていました。)

過去進行形はwas(were)+Vingで表します。

未来進行形とは

未来進行形は未来の一時点で「~している最中だ」という意味を表します。

(例)I will be helping him tomorrow.(明日は彼の手伝いをしていることでしょう。)

未来進行形はWill+be+Vingという形で表します。

進行形にできない動詞

knowやbelong toといった状態動詞は進行形にすることができません。この知識は文法問題で頻出です。代表的な状態動詞を把握しておく必要があります。

 ⇒参考:主な状態動詞一覧

完了進行形と継続用法

状態動詞を現在完了形の継続用法で用いる場合は、進行形にしてはいけません。have+過去分詞とします。一方動作動詞を現在完了形/過去完了形/未来完了形の継続用法で用いる場合は必ず完了進行形にします

現在完了進行形⇒have been doing

(例)I have been reading a book since this morning.(朝からずっと本を読んでいます。)

現在完了進行形の継続用法の詳細は【第12講】現在完了形を参照して頂きたいと思います。

過去完了進行形⇒had been doing

(例)I had been watching TV for three hours when he came back.(彼が返ってきたとき、私は3時間テレビを見ていました。)

過去完了の進行形も完了形の継続用法です。過去のあるときまで続いてきた動作の継続を意味します。

未来完了進行形⇒will have been doing

一応、未来完了進行形の例文も掲載しますが、実際にはあまり用いられません。

(例)We will have been walking for three hours by 8:00.(8時までで3時間歩いたことになります。)

未来完了進行形も継続用法です。この例文では未来の「8時」を基準として、その時まで続いた動作の継続を表しています。

 

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