【第15講】未来完了形を徹底解説!超わかる!

参考書よりもわかりやすい英文法超入門講座」の第15講です。今回は未来完了形をとりあげます。未来完了形を理解するには完了形の基礎である現在完了形をおさえるのが必須です。現在完了形の知識があやしいという方は【第12講】現在完了形を徹底解説!をご覧いただくことをおすすめします。

未来完了形とは

未来完了形は未来のある時点を「基準」に、それより以前の現在から影響を受けていることを表します。現在完了形が現在を基準にしているのに対して未来完了形は「未来」を基準にしています。

未来完了形にも現在完了や過去完了と同様に《継続》・《経験》・《完了・結果》の3つの用法があります。

未来完了形の継続用法

未来完了形の継続用法は「~し続けていることだろう」という意味を表します。

(例)We will have lived here three years in June.(6月でここに3年住んだことになります。)

この例文では6月という未来の時点を基準に、それより以前の3年前から、継続的に、”ここ”に住んでいることを表しています。

未来完了形の経験用法

未来完了形の経験用法は「~したことになる」という意味を表します。

(例1)By the time this course is over, I will have read this book three times.(このコースが終わる頃には、私はこの本を3回読んだことになります。)

「このコースが終わる頃」という未来の時点を基準にして、それより以前を含めると合計でその本を3回読んだことになるという意味を表します。

(例2)I will have been to Kyoto twice, if I go there again.(次に京都に行けば2回目になります。)

「次に京都に行く」という未来の一時点を基準として、それより以前を含めると合計で2回、京都に行くことになるという意味を表します。have been toは「~に行ったことがある」という意味ですね。

未来完了形の完了・結果用法

未来完了形の完了・結果用法は「~してしまっているだろう」という意味を表します。

(例)He will have finished the work by evening.(彼は夕方までには、仕事を終えているでしょう。)

「夕方」という未来の一時点を基準として、それまでには宿題を終えているという完了・結果の意味を表します。

未来完了形の練習問題

この年末で、私はここに10年住んだことになる。
1.I (  )here for ten years by the end of this year.

①am living ②have lived ③have been living ④will have lived

成城大学の過去問です。liveは状態動詞なので進行形にすることはできません(参考:主な状態動詞一覧)。そのため①am livingと③have been livingは除外できます。一見するとfor ten yearsから②have livedが正解にも見えますが、「この年末で~になるだろう」と未来のことを表しているので、④will have livedが正解です。未来完了形の継続用法ですね。

I will have lived here for ten years by the end of this year.(この年末で私はここに10年間住んだことになります。)

2.Next month I(  )Alice for 20 years.

①know ②will have known ③am knowing ④will have been knowing

慶応義塾大学の過去問です。正答を導くのは簡単です。knowは状態動詞なので進行形にできません。そのため回答は①knowか②will have knownに絞られます。Next monthから未来のことを表す語句が入ることがわかるので②will have knownが正解です。またfor(~の間)から、この問題は未来完了の継続用法だとわかります。

Next month I will have known Alice for 20 years.(来月でアリスと知り合ってから20年になります。)

 

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