3分でわかる!律令格式!格と式の違いってなんだ?

平安時代

格と式の違いとは?

格とは

きゃくとは律令りつりょうの追加法のことです。

例えば、三世一身法さんぜいっしんのほう墾田永年私財法こんでんえいねんしざいほうは代表的なきゃくです。

つまり格とは律令を時代に合わせて、補足・修正したものです。

式とは

一方、しきとは、律令の施行細則のことで、簡単に言えば、律令を実施するときの細かい取り決めのことです。

律令格式とは

さて、平安時代の初頭になると、大宝律令たいほうりつりょう(701年)や養老律令ようろうりつりょう(757年施行)から100年くらい経ってきます。

その間に、律令にのっていない新しい法律(格)も作られるわけです。

時代が下っていくにつれて、新しい格式きゃくしきは増えていくので、その整理・分類が必要になってきます。

そこで格と式をいったん整理・分類しようということで、嵯峨さが天皇の時代になると、藤原冬嗣ふじわらのふゆつぐらが中心となり弘仁格式こうにんきゃくしきをつくります(820年)。

三代格式とは

平安時代につくられた代表的な格式を三代格式さんだいきゃくしきといいます。

  • 弘仁こうにん格式・・・嵯峨さが天皇
  • 貞観じょうがん格式・・・清和せいわ天皇
  • 延喜えんぎ格式・・・醍醐だいご天皇

ただこれらの格式は残念ながら現存しておらず、三代格式さんだいきゃくしきの内容を現代に伝える書物としては、『類聚三代格るいじゅうさんだいきゃく』や『延喜式えんぎしき』があります。

律令の注釈書

今でもそうですが、法律の解釈というのは意見が分かれるものです。そこで令の公式見解をつくり、令の解釈を統一する必要性が出てきます。

そうした必要性からつくられたのが清原夏野きよはらのなつのらによる『令義解りょうのぎげ』です。

一方、様々な法律家の解釈をまとめ、私的に編纂へんさんされたのが惟宗直本これむねのなおもとらによる『令集解りょうのしゅうげ』です。

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