日本史の用語暗記に苦戦して、この記事をご覧になっていることと思います。
この記事ではわかりやすく効率的な日本史の暗記方法を解説します。
モチベーションを保つ秘訣は「小さなことからコツコツと!」の精神です。詳細は本文で解説します。
[目次]この記事のコンテンツ一覧
まずは歴史の流れを理解してから用語を暗記する
学校の授業、YouTubeで神授業と評判のムンディ先生の日本史ストーリーノート、石川の日本史B講義の実況中継シリーズ等を活用して、先ずは日本史の流れを理解します。
理解→暗記の順番が大切です。
いきなり一問一答集で暗記から入ろうとするのは間違いです。また教科書をいきなり暗記しようとするのも一見すると正しそうですが間違いです。教科書はわかりにくいので、「流れの理解」がなかなかできないからです。
短期記憶に入れることを地道に繰り返して暗記する
日本史用語を暗記するには短期記憶(例えば1分間だけは記憶している状態のこと)に繰り返し情報をインプットするしかありません。何度も短期記憶に入れれば、だんだんと長期記憶になっていきます。地道に短期記憶に情報を入れては忘れるを繰り返すしかないのです。
小さなことからコツコツと!
その際、「用語を書いて覚える」ことをおすすめします。日本史は漢字が多いので「書いて覚えること」が特に有効な科目だからです。
また、膨大な数の日本史用語を前に気持ちがモヤモヤするかもしれません。そんなときこそ「小さなことからコツコツと!」と自分に言い聞かせます。そしてとりあえず目の前の1用語を丁寧に3回書くことから始めましょう。
また書くこととならんで、音読も有効です。書くことに疲れたら日本史用語を音読して暗記します。音読に飽きたらまた書いて用語を覚えます。
日本史用語の暗記はとにかく数が多いからこそ、「小さなことからコツコツと!」と自分に言い聞かせることが大切です。まずは目の前の一語を暗記することに集中しましょう。ゆっくりと一歩一歩進むよう心掛けるといいでしょう。
アウトプットの練習も大事
日本史用語をアウトプットする練習も大切です。用語を隠して「思い出す訓練」ですね。知識を頭に入れるインプットの訓練と同じくらい、知識を引き出すアウトプットの訓練が効率的な暗記には不可欠です。日本史用語のアウトプットの練習では一問一答集が役立ちます。おすすめは日本史B一問一答【完全版】2nd editionです。赤下敷きで隠して、アウトプットの練習をします。
完璧な暗記を目指さない
ある単元について完璧に暗記してから次に進むという戦略では模試や入試で良い点は取れません。日本史用語を効率的に暗記するやり方は50%主義です。50%覚えたら次の単元に進むようにします。なぜなら日本史全体の20%を完璧に暗記してもテストでは20点しか取れないからです。
しかし日本史全体を50%でいいから暗記していればテストで50点取れます。完璧な暗記を目指すよりも50%主義でどんどん先に進みましょう。2周目、3周目で完璧を目指せばいいのです。ちなみに一問一答は4~5周やることを強くおすすめします。
日本史暗記法のスーパーテクニックを探さない
日本史の暗記法に王道はありません。楽をして暗記できるスーパーテクニックもありません。日本史の暗記では皆、「やたら時間がかかる」、「もううんざりだ」という経験を乗り越えているのです。歴史マニアでもない限り、こうした面倒ごとを避ける術はありません。結局は総勉強時間がものをいうのです。
ノートまとめについて
結論から言うとノートまとめは不効率です。しかしノートまとめをした上で、「そのノートを何度も何度も繰り返し見返す」のであれば、ノートまとめも有効です。但し有効とはいえ、どうしてもノートまとめの作業にはかなりの時間がかかってしまいます。「ノートまとめがとても性にあっている」という人以外にはおすすめできない方法です。
まとめ
気持ちがモヤモヤしたら「小さなことからコツコツと!」の精神を思い出しましょう。そしてとりあえず目の前の一語を丁寧に3回書きます。そして一問一答でアウトプットの練習をします。日本史用語の暗記の仕方で本当に大事なのはこの地道な作業をしっかりとこなすことです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んで下さった方の効率的な暗記に少しでも役立つことができれば幸いです!
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