資本の元入れと資本の引き出しの仕訳

投稿者: | 2020年9月1日

資本金とは

お店を開業するときに、開業資金や運転資金として、店主が自分の資産から出資する金額を資本金(資本の元入れ)といいます。

資本の元入れの仕訳

取引例:

開業にあたって資本金として現金100円を元入れした。

資本金(純資産)は100円のプラスですね。純資産の増加は貸方に仕訳します。またお店の現金(資産)も100円のプラスです。資産の増加は借方に仕訳します。

(現金)100 (資本金)100

資本の引き出しの仕訳

お店の現金や商品を私用で使うことを資本の引き出しといいます。個人事業主では資本の引き出しが可能ですが、株式会社の場合は資本の引き出しはできません。株式会社の場合、出資者は株主だからです。

そして、店主がお店の現金や商品を私用で使ったときの処理方法には、「資本金の減少として処理する方法」と「引出金」で処理する方法の2種類があります。

取引例:

お店の現金100円を店主の私的な目的のために使った。

資本金の減少として処理する場合、以下のように「資本金」を借方に仕訳して減らします。

(資本金)100 (現金)100

一方、引出金は資本金のマイナスを表す勘定科目なので、純資産の減少と同様に、借方に仕訳します。従って、資本の引き出しを、引出金で処理する場合、以下のような仕訳になります。

(引出金)100 (現金)100

なお、店主がお店の商品を私的な目的で使用したときも、資本金の減少または引出金で処理します。考え方は現金を私的に使った場合と全く同じです。但し相手科目は仕入(費用)になります。仕入れた商品を減らすには、仕入(費用)を減少させる必要があるからです。

(資本金or引出金)××× (仕入)×××

 

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