商品券と他店商品券の仕訳

投稿者: | 2020年8月29日

商品券とは

商品券(当店発行の商品券)はそれを発行した側から見ると、あとで商品を引き渡さなければいけない義務なので負債のグループの勘定科目です。

一方、自分が発行した商品券ではなく、共通商品券のように、他の企業が発行した商品券を他店商品券といいます。他店商品券は後日、買い取ってもらうことができるので、資産のグループの勘定科目です。

当店発行の商品券 後日商品を引き渡す義務 負債
他店商品券 後日買い取ってもらえる権利 資産

商品券を発行したときの仕訳

取引例:

商品券100円を発行し現金を受け取った。

この取引では、当店発行というかたちで商品券を発行し、お客さんから現金100円を受け取っています。商品券を販売したわけですね。当店発行の商品券は後日、商品と引き換える義務なので、負債の増加として処理します。よって、商品券は貸方に仕訳します。

(現金)100 (商品券)100

商品券を受け取ったときの仕訳

取引例:

商品100円を売り上げ、代金は当店発行の商品券で受け取った。

商品券の発行が負債の増加なので、商品券の受け取りは、その反対で、負債の減少です。負債の減少は借方に仕訳します。相手科目は売上ですね。

(商品券)100 (売上)100

他店商品券を受け取ったときの仕訳

取引例:

商品100円を売り上げ、代金は他店発行の商品券で受け取った。

他店商品券は資産のグループの勘定科目なので、その受け取りは資産の増加で処理します。

(他店商品券)100 (売上)100

他店商品券を買い取ってもらったときの仕訳

取引例:

商品券の交換会で他店発行の商品券100円を現金に清算した。

他店商品券を現金化するときは、商品券の交換会を通じて、発行企業に買い取ってもらいます。この取引の場合、他店商品券(資産)の減少として仕訳します。

(現金)100 (他店商品券)100

なお、商品券の交換会で、例えば、当店が持っている他店商品券100円と、他店が持っている当店発行の商品券70円を交換したとします。この場合、差額の30円は現金で清算します。このように商品券どうしを交換する場合は、他店商品券(資産)が減ると同時に、当店発行の商品券(負債)も減少します。仕訳は以下のようになります。

(商品券)70 (他店商品券)100
(現金)30

 

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