前払金・前受金の仕訳(内金の仕訳)

投稿者: | 2020年8月28日

内金とは

内金(うちきん)とは、商品を仕入れる際などに、商品金額の一部を先払いすることをいい、手付金とも呼ばれます。内金は勘定科目の前払金(まえばらいきん)で処理します。前払金は「後日商品を受け取ることができる権利」なので資産のグループの勘定科目です。

前払金の仕訳

取引例:

商品100円を注文し、内金10円を現金で支払った。

内金は前払金(資産)の増加として処理します。資産の増加は借方に仕訳します。相手科目は現金ですね。

(前払金)10 (現金)10

この取引で、後日、残りの商品代金90円を現金で支払い、商品を仕入れた場合、前払金(資産)の減少として以下のように処理します。

(仕入)100 (前払金)10
(現金)90

最初の仕訳と見比べてみると、内金が相殺されていることがわかりますね。

前受金の仕訳

逆に、内金を受け取った場合は、前受金(まえうけきん)という勘定科目を使います。前受金は「後で商品を引き渡さなければいけない義務」なので、負債のグループの勘定科目です。

取引例:

商品100円の注文を受け、内金として10円を現金で受け取った。

この時点ではまだ商品を売り上げてはいない点に注意して下さい。そして内金を受け取ったので、これを前受金(負債)の増加として処理します。負債の増加は貸方に仕訳します。相手科目は現金です。

(現金)10 (前受金)10

この取引で後日、相手先に商品を納品し、代金は現金で受け取った場合、前受金を相殺して、負債の減少として借方に仕訳します。そして、商品を引き渡したタイミングで売り上げとして処理します。

(前受金)10 (売上)100
(現金)90

 

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