売掛金と未収入金の違いとは?仕訳方法も解説

投稿者: | 2020年8月23日

売掛金未収入金を区別するメリットは銀行など金融機関から融資をうけやすくする点にあります。未収入金が多すぎると決算書の評価を落とす一因になることがあるからです。

未収入金と売掛金の違い

売掛金も未収入金も「後でお金を受け取ることができる権利(資産)」という点は同じです。この2つの主な違いは営業活動から生じる債権か否かです。ちなみに、債権とは簡単に言えば、将来的にお金を請求できる権利のことです。

つまり、本業の営業活動で得た債権を売掛金、それ以外を未収入金といいます。

例えば、人材サービスの会社が建物(事務所など)を売り、代金は後日受け取るという場合、この債権は未収入金になります。本業は人材サービスの提供だからです。

一方、おもちゃ屋さんが、玩具を仕入れて、代金は後日受け取るという場合であれば、本業の営業活動のための売買取引なので、売掛金になります。

つまり、営業上の取引なら売掛金、それ以外は未収入金というわけですね。

売掛金とは

売掛金は資産のグループに属する勘定科目で、本業に関わる商品やサービスを売り上げた際、「後でお金を受け取ることができる権利」のことです。お店の売り物を売り上げたときの、未収の金額を売掛金と呼ぶわけですね。

未収入金とは

未収入金も資産のグループに属する勘定科目です。建物や有価証券など、本業とは無関係なものを売却し、「後でお金を受け取ることができる権利」のことです。

なお、未収入金は未収金とも呼ばれますが、財務諸表上の正しい呼び名は、「未収入金」となります。

未収入金の仕訳

取引例:

A商店はB商店に事務所100円を売却し、代金は月末に受け取る約束をした。

「事務所」の勘定科目は建物です。資産の減少なので、貸方に仕訳します。事務所は商品ではないので、相手科目は売掛金ではなく未収入金(未収金)で処理します。

(未収入金)100 (建物)100

この取引で、月末が到来し、未収入金を現金で回収したときは下記のような仕訳になります。

(現金)100 (未収入金)100

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