【簿記】勘定科目「現金」の仕訳をわかりやすく解説

投稿者: | 2020年8月1日

現金の仕訳

現金は資産のグループに属する勘定科目です。そのため、現金が増えるときは、借方(左)に、減るときは、貸方(右)に仕訳します。

現金の仕訳の例

現金100円で商品を買った。

現金が100円分減少したので、現金は貸方(右)に仕訳します。商品(資産)は100円分増えました。資産の増加は借方(左)に記入します。そのためこの例題の仕訳は以下のようになります。

(商品)100 (現金)100
補足
※商品を仕入れた場合、分記法では、商品は資産の増加として扱い、三分法では、商品を仕入(費用の発生)として仕訳します。

現金は通貨とは限らない

一般的に現金は硬貨(500円玉など)や紙幣のことを意味します。しかし、簿記上の現金は通貨を含めて6つあります。

通貨以外の5つの現金のことをまとめて通貨代用証券(つうかだいようしょうけん)といいます。通貨代用証券とは、銀行などに持っていくとすぐに現金に換えてくれるもののことです。

通貨代用証券には、以下の5種類があります(名称がちょっとややこしいですね…)。

  • 他人振出小切手(たにんふりだしこぎって)
  • 郵便為替証書(ゆうびんかわせしょうしょ)
  • 送金小切手(そうきんこぎって)
  • 株式配当金領収証(かぶしきはいとうきんりょうしゅうしょう)
  • 期限の到来した公社債の利札(こうしゃさいのりふだ)

通貨代用証券(現金)の仕訳の例

そもそも他人振出小切手とは

そもそも小切手とは、現金にかわる支払い手段のことです。小切手に支払いたい金額を記入して相手に渡すことを、「振り出す」といいます。つまり他人振出小切手とは、相手から振り出された小切手のことです。もちろん小切手は銀行に持っていけば現金に変えてもらえるので、通貨代用証券です。

例題

A商店はB商店に商品100円を売り上げ、代金はB商店から小切手で受け取った。

他人振出小切手は現金(資産)です。資産の増加は借方(左)に仕訳するので、まずは以下のようになります。

(現金)100 ??????

さて、商品の売上は、収益の発生です。収益の発生は貸方(右)に記入します。よってこの例題の仕訳は以下のようになります。

(現金)100 (売上)100

 

 

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