Javaで変数を利用したい

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Javaで変数を利用するには変数の宣言が必要です。変数の宣言は「型 変数名;」という文法で行います。int型(整数型)の例文を見てみましょう。

変数にはint以外にも様々な型があります。よく使う型は覚えておきましょう。

頻繁に用いられるJavaの変数型

意味
int 整数型
double 少数型
float 曖昧な少数型
boolean 真偽値、trueかfalse
String 文字列型

変数同士で計算することもできます。例文を見てみましょう。

変数同士の計算をするときは特に計算結果に注意下さい。中でも割り算は要注意です。例えばある数を0で割ることはできません。また割り算の結果は少数になることも多いですね。例えば次のプログラムの結果を予測してみて下さい。

計算結果は数学では0.33333…となるはずですが、このJavaのプログラムでは0になります。なぜなら計算結果を格納する「result」はint型なので、整数の部分だけを取りだしてしまうのです。少数の部分は無視されてしまうわけです。正しく計算するためには、少数を扱える変数型であるdouble型を用いる必要があります。

例えば次のようにします。

計算結果が少数になるような演算をする場合は計算に関わる変数を全てdouble型にすれば安全に計算できます。上記のプログラムならば、0.333333333333と数学と同じ結果を得ることができます。このように計算結果に少数を含むケースの多い割り算には十分に注意しましょう。

尚、float型も少数を扱えますが、double型の方がより正確で厳密な計算ができるので、少数を扱う場合は、原則的に、double型を使いましょう。逆にdouble型のデメリットはメモリの消費が多く計算速度が遅くなることです。しかし、今のパソコンはどれも処理速度が早いので、特別な事情がない限り、double型を利用するようにしましょう。


続きましてString型の例文です。2つの文字列変数を連結して、画面に出力しています。

またJavaでは、同じ変数に何度でも異なる値を代入できます。例えば以下のような書き方もできます。

このように変数は何度でも上書きできますが、絶対に上書きされたくない場合もあると思います。例えば三角形の面積を求める公式をプログラムするケースを考えてみましょう。

(底辺)×(高さ)÷2

という公式の「2」を変数で表す場合、この「2」は固定なので絶対に上書きされたくないですよね。もし3や4にされてしまったら、正しく三角形の面積を求めることができなくなってしまいます。このように上書き禁止の変数のことを「定数」と言います。

定数を定義するJavaの文法は、final 型 変数名 = 値;です。このfinalのことをfinal修飾子と呼びます。それでは実際に三角形の面積を求める公式をJavaのプログラムで表してみましょう。

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