入門!簿記の解説【5】「勘定口座への転記」

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入門!簿記の解説

簿記における仕訳の流れ

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はじめに

こんにちは当サイト管理人の鹿丸(しかまる)です。

前回の簿記の解説では、仕訳の方法を復習し、仕訳の例題を解くことで、仕訳の手順に慣れていただくための説明をしました。

「ちょっとまだ仕訳の手順に自信が持てない」という方は入門!簿記の解説【3】入門!簿記の解説【4】を復習していただければ幸いです。

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「はじめに」の続き

というわけで(どういうわけだよ!)、今回の解説は仕訳の次のステップについてです。具体的には「総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)」への「転記」からはじまります。

今回も超わかりすぎる解説を致します。今後とも「挫折知らず!簿記が面白いほど分かるサイト」とわたくし「鹿丸」をよろしくお願い申し上げます。

 

転記ってなんだ?

転記とは仕訳帳の内容を勘定口座(かんじょうこうざ)と呼ばれる帳簿に記入することです。

「え?総勘定元帳転記するんじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、総勘定元帳は勘定口座が集まってできた帳簿なのです!

そして勘定口座にも現金勘定、仕入勘定、借入金勘定と様々な種類があるんです。

ちょっとややこしいので図にしてみましょう。

仕訳帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記

と抽象的に説明しても「なんのこっちゃ?」ですよね。

今は具体的にどんなことかイメージがわかないと思いますが、取引が発生するたびに仕訳帳に取引を記入していくところまではOKですよね?

で、仕訳帳とは別に勘定口座っていう帳簿があるんです。そして仕訳帳の内容をわざわざ勘定口座という帳簿に写すわけです。

もちろん丸写ししても意味がありませんから、ちゃんと「(仕訳帳)⇒(勘定口座)」の転記の手順があるのですが、それは後程、説明しますね。

今は、「仕訳帳に取引を記入しただけでは、まだ足りないんだ。勘定口座って何かわからないけれども、それに仕訳帳の内容を転記する必要があるのね、ふむふむ」くらいの理解で十分です。

で、勘定口座というのは、勘定科目ごとに分かれているんです。例えば、現金勘定だとか売上勘定といった具合です。

先ほどの図をもう一度掲載しますね。

仕訳帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記

ではなぜわざわざ仕訳帳から勘定講座に転記するのでしょうか?

その理由を一言で言えば「集計」のためです。

仕訳帳をちょっと覗いてみましょう。

借方(左) 金額 貸方(右) 金額
仕入 100 現金 100
借方(左) 金額 貸方(右) 金額
広告宣伝費 10 現金 10

こんな感じで仕訳帳では取引を時系列にどんどん仕訳していくわけですが、この仕訳帳にはある「欠点」があります。

仕訳帳では取引が発生した順番で、その内容を記入していくので、いつ、どんな取引が発生したのかは仕訳帳を眺めればすぐにわかります。

しかし、今、会社に「現金がいくらあるのか?」とか「借入金がいくらあるのか?」は仕訳帳から読み取ることができません。これが仕訳帳の「欠点」なのです。

そこで勘定科目ごとの金額を集計するために、勘定科目ごとに分かれた勘定口座に転記するのです。

まだ勘定口座のイメージはわかないと思いますが、とりあえず、勘定口座という帳簿の目的は分かったと思います。

ちなみに、繰り返しになりますが、勘定科目ごとに勘定口座があるので、勘定口座は現金勘定、売掛金勘定、借入金勘定etc…とたくさんあります。

どの勘定口座も目的は「集計」です。

「今現金がいくらいくらあって、借入金がこのくらいあって」というように勘定科目ごとの総額を把握するわけですね。

で、こうしたいくつかの勘定口座をまとめた帳簿を総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)といいます。総勘定元帳って各勘定口座を一つにまとめたもののことなんですね。

 

で、例えば現金勘定の勘定口座のイメージはこんな感じです。

現金勘定の勘定口座

まぁ、こんな味気もないT字型の図を見せられても困ってしまうかもしれません。でもなにも挿絵がないよりはマシかと思いまして……。

「勘定口座ってこんな形をしているんだぁ。ふーん」ぐらいに思っておいていただければ結構です。

さてさて……

仕訳帳から勘定口座への詳しい転記の仕方は、もう少し学習が進んでから解説しますが、このままでは、「転記のイメージ」がさっぱりわかないと思うので、仕訳の復習もかねて仕訳と転記の例を実際に見てみましょう。

これからある取引を仕訳して、それを実際に各勘定口座に転記してみますので、その手順をざっくり見てみて下さい。

今は転記を完璧に理解しようなどと思わないで下さいね。仕訳帳から勘定口座への転記について、ざっくりとしたイメージだけつかんでもらうことが、この解説の目的ですので!

 

取引:銀行から現金100円を借り入れた

 

まずは仕訳をします。仕訳をするためには、貸借対照表と損益計算書を見ながらの方がいいですかね。まだ暗記していない方も少なくないと思いますので。

貸借対照表

損益計算書

まずは取引から発生した要素が簿記の5要素のどれに該当するか考えます

取引:銀行から現金100円を借り入れた

現金100円を借り入れたわけですから、「現金(資産)」と「借入金(負債)」とになりますね。

次に、各要素が増えたのか減ったのかを考えるのでしたね

現金(資産)は借りてきたので、増えています。増えているときは貸借対照表の配置と同じ側に記入するので、現金は借方(左)ですね。

一方、借入金(負債)も増えています。増えているので貸借対照表の配置と同じ側に記入します。負債は貸借対照表の右側にあるので、借入金(負債)の記載位置も右側ですね。すなわち貸方(右)です。

ちなみに、借方(左)と貸方(右)の左右の覚え方はご記憶にありますか?

「いやーなんか借方と貸方どっちが左でどっちが右か未だに混乱しちゃうんだよねー」という方は下記のドヘタな図を見て、おさらいしておきましょう(涙)。

簿記における借方貸方の覚え方

相変わらず下手な絵で本当にごめんなさい(T0T)。ペンタブ欲しいなぁ(汗)。

さて気を取り直して先に進みましょう。これで仕訳はできましたね。

借方(左) 金額 貸方(右) 金額
現金 100 借入金 100

 

お次は「勘定口座」への「転記」です。

 

今回出てきた勘定科目は現金と借入金なので、現金勘定借入金勘定に転記します

転記の仕方は仕訳よりも簡単です。ただ転記特有の手順があるので、それにそって転記を行います。

早速、転記の手順を説明しますね。まずは現金勘定への転記の手順を解説します

 

上記の仕訳例では現金は左側にありますね。現金なので当然、現金勘定に転記するわけです。仕訳帳で現金が左側にあるときは、現金勘定でも左側に記入します。そして、ここが若干ややこしいポイントなんですが、記入するのは、現金という勘定科目ではなく、現金の相手科目(仕訳の反対側に記されている勘定科目)なのです

勘定口座(この場合、現金勘定)に記入する方向は仕訳帳の左右と一緒。でも実際に勘定口座に記入するのは「その勘定科目(この場合は現金)」の「相手科目(この場合は借入金)」と覚えましょう。

で、仕訳帳では現金は左側ですよね?だから現金勘定の左側に書き込みます。そして、「現金」の相手科目は「借入金」ですよね?ですから現金勘定の左側に「借入金」を記入します。尚、勘定口座への転記では、勘定科目の名前だけではなく、「日付」と「金額」も記載します

相手科目を転記するっていうところが少しだけややこしいですね。でもすぐに慣れますから安心してだいじょうぶですよ!

すると現金勘定はこんな感じになります。

現金勘定の例

 

続いて、借入金勘定に先ほどの仕訳帳から転記しましょう。

一応、転記の手順は「なんとなく」理解できましたよね?ちょっと難しいでしょうか?

次の借入金勘定の例でイメージだけでも、なんとかつかみましょう!

今度は、借入金勘定の例題でもう一度、転記の手順を確認しましょう。

仕訳帳では借入金は右側にあるので、借入金勘定でも右側に記入します。しかし、転記するのは、「その勘定科目の相手科目」でした。「借入金」の相手科目は「現金」なので、借入金勘定の右側に「現金」を書き入れます。そして忘れずに、日付と金額も記入します。

完成図はこんな感じです!

借入金勘定の転記例

どうでしたか?

ここまで転記の勉強をしてきてなんとなくイメージはつかめましたか?

「うん…まぁ…一応……ぼんやりとは…….」

という方もいらっしゃるかと思います。でもだいじょうぶなんです!転記の手順については、もう少し学習が進んだタイミングで、もう一度ご説明いたしますのでご安心下さい!

先の方で、もう一度「転記」の手順を説明するときにも、今回のように基礎から丁寧に説明するので、安心して次の解説に進んで下さいね!

入門!簿記の解説【5】の「おわりに」

どうですか?だんだん簿記が楽しくなってきましたか?

まだ簿記の面白みがわからないという方でも、けっこう楽しくなってきたという方でも、もっともっと簿記を大好きになってもらうために「入門!簿記の解説【6】」以降でも、超親切でナイスな解説をしていきますね♪

尚、この記事の冒頭で、嫌というほどしつこく触れましたが、解説記事を読んで分からないところがあったら、本当に遠慮なくメール質問して下さいね!

「なんとなく、このあたりがよくわからくて不安なんだよねぇ」という「?」を質問せずに放置しておくのは超もったいないですよ!

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言うではありませんか!

誠意を込めてご回答させていただきますし、個人情報漏洩の心配もございませんので!

鹿丸への質問先メールアドレスは【boki@rurupi.xyz】です。遠慮なくドシドシご質問下さいね♪

それでは次回の簿記の解説もよろしくお願い致します!!

筆者・鹿丸(しかまる)

 

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