入門!簿記の解説【10】現金預金①「通貨代用証券の仕訳」

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簿記入門

はじめに

こんにちは!鹿丸です。いよいよ現金預金に入りましたね。今回は簿記における「現金」について解説します。

簿記における現金とは

一般的な感覚でいうところの「現金」と簿記における「現金」はだいぶ、その意味するところが異なります。

普通の感覚で言うと、現金って、1万円札とか500円玉ですよね。もちろん、そういった現金も簿記における現金の仲間なのですが、簿記ではさらに「通貨代用証券(つうかだいようしょうけん)」も現金とみなします。

通貨代用証券とは、金融機関ですぐに現金に換えられるもののことを言います。例えば、他人振出の小切手や郵便為替証書などは、通貨代用証券の一種です。そして通貨代用証券であれば、それは現金として扱います。

通貨代用証券の仕訳

さて、他人振出小切手(たにんふりだしこぎって)は、通貨代用証券なので、簿記上では現金です。これを踏まえて以下の取引を仕訳してみましょう。

貸借対照表

損益計算書

 

取引:ポンポコ商事はハト商会に商品40円を売り上げ、代金はハト商会振出の小切手で受け取った

 

小切手は現金(資産)なので、それが40円分増加しています。また売上(収益)も増加していますね。

借方(左) 金額 貸方(右) 金額
現金 40 売上 40

ところで、送金小切手と郵便為替証書は通貨代用証券なので現金(資産)です。これを踏まえて次の取引を仕訳してみましょう。

取引:売掛金60円の回収として、郵便為替証書を受け取った。

現金(郵便為替証書)が増加し、売掛金(資産)が減少していますね。

借方(左) 金額 貸方(右) 金額
現金 60 売掛金 60

おわりに

通貨代用証券なんて小難しい用語が出てはきましたが、仕訳は簡単でしたね。次回は現金の過不足から解説します。

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