個人でネットショップを開業するための7つの基礎知識


基礎知識①コンセプトの決め方

先ずはこれから開業するショップのコンセプトを決める必要があります。

「コンセプトを決める」といっても漠然としていますよね。

具体的には①「何を売るか?」②「USP」の2つを決定する必要があります。

USPとはUnique Selling Proposition(ユニーク・セリング・プロポジション)の略で、「お客様に選ばれる独自の理由」を意味するマーケティング用語です。

USPの決め方に関しては後程、詳しくご説明します。最初に、「何を売るか?」の決め方について解説します。

「何を売るか?」の決め方

ネットショップを開業するにあたり「なんでも屋」を選んでしまうことは失敗の原因です。そのため「何を売るか?」を一番最初に決めなければいけません。

扱う商材を決めるための一番の基準は「好きこそものの上手なれ」です。

「売れそうなモノ」より「好きなモノ」を選ぶようにしましょう。

自分自身が強い興味を持っているものであれば、それは商品の良し悪しを見極める力につながります。そうした商品知識は仕入れにも販売にもおおいに役立ちます。

粗悪品を仕入れずに済みますし、お客様への商品紹介も上手に行うことができます。

 

商売は「好き」を基準に考えるといいでしょう。

 

補足&ポイント

好きこそものの上手なれ!

USPの決め方

繰り返しになりますがUSPとは「お客様に選ばれる独自の理由」のことです。

USPを定義するには先ずご自身の「強み(あるいは長所)」を、些細なことでも構わないので、最低10個は挙げるようにして下さい。

次に「強み(あるいは長所)」に順位を付けます。そして1番の強みや長所をいかしてUSPを決めます。

他の同業ECサイトにはない、自分のお店独自の特色を創り出しましょう。

USPはお店の遺伝子のようなものです。

例えば、今はAmazonに吸収合併されていますが、かつてザッポスという靴を専門に取り扱ったネットショップがありました。ザッポスのUSPは、いわゆる「神対応」です。言い換えれば卓越したカスタマーサービス力こそザッポスの「お客様に選ばれる独自の理由」でした。

ザッポスは優秀なカスタマーサービス要員を効率的に雇用するためだけに本社を移転するほどカスタマーサービス強化に注力していました。

「選ばれる理由」が無いということは「売れない」ということです。自分自身の強みを背景に独自性のある特色を打ち出していきましょう。

ネットショップにおけるUSPとして考えられるものには、例えば、以下のようなものがあります。

  • 買わなくても見ていて楽しいショップ。
  • 品揃えの良さ。
  • 価格の安さ。
  • 他では買えない独自商品。
  • 商品に関する深い専門知識による解説記事が充実している。
  • 配送・発送速度。
  • カスタマーサポートの丁寧さ。

これ以外にもたくさんのUSPを考えることができます。

なかなか思いつかなくて苦しいときもあるかもしれません。でもそれは産みの苦しみです。

USPの無いショップは選ばれません。売れません。

なので苦しくてもUSPを捻りだしましょう。

 

特に資金力の乏しい個人でのネットショップ運営ではUSPの設定が重要になってきます!

補足&ポイント

一番の強みを元にUSPを創造する!

基礎知識②ネットショップ構築サービスについて

ネットショップ開業の基礎の基礎

具体的なネットショップ構築サービスを決める前に、その前提となる基礎知識を学んでいきましょう。

ネットショップを開業するには「スペース」と「住所」が必要です。

その「スペース」にあたるのが「レンタルサーバー」です。

一方、「住所」にあたるのが「独自ドメイン」です。

独自ドメインを取得するとは自分専用の携帯番号を取得するようなものです。

また、実店舗の場合、スペースを借りると自動的に住所が決まりますがネットの場合はスペースと住所は完全に別モノです。

スペースであるサーバーを引っ越しても住所であるドメインは変わりません。逆にドメインを変更してもサーバーが変わるとは限りません。

ちょうど携帯番号と携帯電話の関係と同じですね。機種変更をしたり携帯会社を変えても電話番号は変わりませんよね。

また現実の場合、住所には維持費がかかりませんが、ドメインは維持費がかかります。目安は年間1,000円~3,000円程度です。

尚、ネットショップ構築サービスの多くはサーバー機能も兼ねています。但し、ドメインは自分で取得する必要があります。

ネットショップ構築サービスは大きく分けて2種類ある

ネットショップ構築サービスには独自ECサイトを作るためのものと、ショッピングモールに出店するためのものがあります。

独自ECサイトを作るには「レンタルショッピングカート」を使う方法と、「EC用パッケージソフト」を使う方法の2種類があります。

しかし、ホームページビルダー等の「EC用パッケージソフト」を使う方法は現実的にはほとんど考慮しなくていいでしょう。

主流は「レンタルショッピングカート」を使って独自ECサイトを作るやり方です。

一方、独自にお店を持つのではなく、巨大デパートにテナントを借りる方法が「モールへの出店」です。

モールは多数ありますが有名どころとしては「楽天」、「Amazon」、「Yahoo!ショッピング」があります。

レンタルショッピングカート×独自ECサイトが初心者には向いている!

結論から申し上げます。レンタルショッピングカートを利用して独自ECサイトを構築し、そのショップが軌道に乗ってきたら、モールへ支店を出す方法が初心者にはベターです。

なぜかというとモールに出店すると、確かに集客の面では非常にいいのですが、価格競争に巻き込まれるリスクが非常に高いだけではなく、リピーターの獲得難易度も高いからです。

モールの場合、顧客情報はモール側で管理されており、自由にメルマガを発行することもできません。

またデザイン面での制約が非常に多く、自由度が低いのも難点です。

大手レンタルショッピングカートが初心者向き

大手レンタルショッピングカートとしてはカラミーショップ、MakeShop、ショップサーブ等があります。中でもショップサーブは群を抜いて初心者に向いているサービスです。サポートが非常に充実しています。

基礎知識③用意しておきたい機材類

デジタルカメラはなるべくいいものを用意しておきたいところです。ネットショップは写真が命ですからね。

一眼レフカメラがおすすめです。価格は5万円~です。

またその他にもパソコン、プリンタ、FAX付きの電話機、各種梱包資材が必要になってきます。

尚、梱包資材は扱う商品の大きさや性質に合わせて必要なものを選ぶようにします。

基礎知識④法律と手続き

個人事業主として開業するには税務署に届け出が必要です。またネットショップ運営にあたっては個人でも「特定商取引法に関する表記」が必要です。

また中古品を扱う場合は古物商の許可が必要です。この許可は警察署で取得できます。

基礎知識⑤集客

集客の要(かなめ)は3つります。無料施策としては①SEO対策②集客用ブログが役立ちます。

集客用のブログについては無料ブログを使うのではなく、レンタルサーバーを借りてそこにWordPressというブログソフトを入れて使います。

当ブログもWordpressでできています。

またブログには専用の独自ドメインを使うようにしましょう。

独自ドメインを取得しWordpressでブログを運営すれば無料ブログの何倍もSEOに強いブログになります!アクセスが集まりやすいということです!

無料ブログの欠点を列挙すると下記のようになります。

  • ●突然サービスを停止され今までの努力が無駄になる可能性がある。
  • ●独自ドメインが使えないので上位表示させにくい。SEO的に非常に不利。
  • ●有料版でも広告が入ることがある。
  • ●デザインを自由に変更できない。

また有料施策としては③リスティング広告があります。これはGoogleやYahoo!の検索結果に表示される広告です。

リスティング広告はクリックされたときにはじめて広告料金が生じるので、クリック課金型広告とも呼ばれます。別名PPC広告ともいいます。

リスティング広告の良い点はネット広告の中でもコストパフォーマンスが高い点です。さらに個人でも低額から気軽に出稿できます。月予算5,000円程度でも出稿可能です。

リスティング広告としてはYahoo!プロモーション広告が優れています。

効果的なYahoo!プロモーション広告の使い方については下記の記事が参考になります。

ネットショップのためのYahoo!プロモーション広告運用のコツ

基礎知識⑥売れる商品ページの基本

個人でネットショップを開業する場合、広告予算などが限られているケースが多いため、少ないアクセスを有効活用しないといけません。

そのためには各商品ページを工夫し「売れる商品ページ」にしないといけません。

ここでは売れる商品ページのコツをご紹介します。

コツ①商品ページのタイトルの工夫

検索に強いタイトル付けを意識する必要がります。例えば、家電製品の場合、必ず型番を入れます。また検索されたいワードほど左側に入れるようにします。

有名商品ならばタイトルにその商品の商品名を入れます。無名商品の場合、商品名で検索されることはないので、その商品の特徴をタイトルにするようにしましょう。

コツ②実際にその商品を使ってみて体験記風の商品ページにする

消費者が知りたいのは実際にその商品を使うとどのようなべフィットがあるのかという点です。

またネットショップでは触ったり試したりできないので、リアルな使用体験談は効果的です。

例えば、モバイルソーラーバッテリーを売るのであれば、実際に野外に行きiPhoneなどを充電している画像などを掲載するといいでしょう。

このように写真をふんだんに使った体験記風の商品ページは非常に効果的です。

コツ③商品撮影の多様化

表から商品を撮影するだけではなく、裏からとった画像、中身をとった画像を掲載します。

このように商品画像を多様化することで購買確率を上げていくことができます。

このコツ③とコツ②は同時に実施できる施策ですよね。

コツ④商品説明文の書き方

商品説明分は5W1Hに答える形で書きます。いつ?どこで?誰が?何を?どうやって?といった感じです。

また客観的商品説明だけではなく主観的な商品説明も書きます。

コツ⑤用途提案

用途提案とは例えば「ギフトに最適です」といった提案のことです。商品の用途として「~に使えるよ」という提案を行います。

「こんな人に向いている」「~を使ったレシピ」等も代表的な用途提案です。

基礎知識⑦主な仕入方法

個人でも可能な仕入れ方法には以下のようなものがあります。

  • ●ネッシー、スーパーデリバリーといった商品仕入れサイトを利用する。
  • ●「ギフトショー」等の展示会や見本市に名刺持参で足を運んで仕入れ先を開拓する。
  • ●タオバオなど海外から仕入れる(中国製品は偽物が多い反面非常に安い)。

尚、中国のタオパオやアリババといったサイトから仕入れる場合は輸入代行業者にお願いして仕入れることになります。商品検索はGoogle翻訳を使って行います。

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