使える!強い不安を解消する方法


■不安対処の基本は物理療法

ストレスや不安に対処するには物理的な方法が最も手っ取り早く簡単です。

日光浴、ウォーキング、入浴、ストレッチは4大不安に効く物理的対処法と言えます。

なぜかというと心の問題を「考え方」でなんとかしようとするよりも物理的に解決する方が即効性が高いからです。

また健康的な活動(要は適度な運動)は、閉塞的になってしまっている「考え方」を良い方向に改善する効果もあります。

行動は十分に認識を変え得るのです。認識が変われば気分も改善します。

費用はかかってしまいますが整体やマッサージを受けに行くのも効果的です。

■不安とべき思考

不安なときは「一刻も早くこの不安な状況から抜け出すべきだ」と強く思っていることが多いものです。しかしこうした「べき思考」は自分自身を縛り付けてしまい余計に苦しめてしまいます。

ちょうど腕がかゆいのでかいたら、さらにかゆくなってまた腕をかく。そのうちに皮膚の炎症がどんどんひどくなっていく。という現象と同じです。

そういう悪循環に陥らないようにするには「べき思考」を「許可」に転換していくことです。具体的には「不安でもいいんだよ」・「~できなくてもいいんだよ」と自分に優しく言い聞かせてあげるといいでしょう。

■「なにもしない」は強力な心理療法

出口の見えない悩みと長く格闘していれば当然、人は不安になります。そういうときは「もう考えるのやーめた」と開き直ることで心がグっと楽になります。これは一種の諦めですが、後ろ向きなものではなく、前向きな諦めです。

積極的諦めは敗北ではなく新たな可能性への門出(かどで)です。

かっこよく言えば、「戦略的撤退」です。

また、考えるのを終わりにして、ただなにもしないで待っていることが問題解決につながることもあるのです。

「逃げる勝ち」

「待てば海路の日和あり」

等と言うではありませんか。

「待てば海路の日和あり」とは今が酷い状況でも、あせらずに待っていれば、そのうちに幸運がやってくるというほどの意味です。

「なにもしない」は強力な方法なのです。押してダメなら引いてみろの精神ですね。

しかしそれでも「しつこい悩み」にとらわれてしまい抜け出すのが難しい場合もありますよね。

そういった不適切な思考は捨てた方がいいのですが、自分自身が納得しないとなかなか手放せません。例えるならばもう二度と使わないであろう昔使用していた携帯電話をなかなか捨てられないのと同じような心理です。

そんなとき次の2つの質問が役立ちます。

①その思考(悩みや不安材料)は、明らかに事実に基づく客観的なものか?
②その思考(悩みや不安材料)は、あなたの生命や健康を守るのに役立ちますか?

もし1つでの「ノー」があれば、その考え(=主観的な解釈)は放り投げて捨ててしまいましょう。

■強すぎる不安感を長期間感じる場合は精神科・心療内科に受診するのも一手

異常に強い不安感が長期間続く場合は医師の助力を得るのも一手です。体の病気も心の病気も早期に医師に受診した方が治りやすいですしね。

それに医師に相談するメリットはもう1つあります。それは「病気ではないことが分かる」ことです。

病的な不安か正常な範囲の不安かは専門医でないとしっかりとした判断は下せませんからね。

あまりにも辛い場合、早めに最寄りの精神科・心療内科で診てもらった方がいいでしょう。

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