「うつ」の対義語は何?


「うつ」の対義語とは

うつ病の「うつ」の対義語は何か考えてみました。一番最初に思いついたのは、
躁病の「躁(そう)」こそ「うつ」の対義語なのではないかという着眼でした。
ちなみに躁病における躁状態とはどんなものかというと、以下のような意味になります。

躁状態
ときに多幸感を伴う。一見すると元気に見えるが、心を守るために発現する異常な精神状態の一種である。睡眠時間が短くなり非常に活動的になるが、行動に一貫性がなく支離滅裂で非生産的な場合がほとんどである。本人に自覚がないまま、無暗に動き回り、浪費等の問題行動を起こすやすくなる。また家族や他人に無自覚に迷惑をかけてしまうことも多い。治療にはリチウム等の薬物を用いる。

こうして躁状態の語義を眺めてみると、どうも「うつ」の反対語とは思えない感じがしますね。

逆にうつ状態とは何かを考えればうつの対義語が明らかになるのではないでしょうか。

うつ状態
心が晴れ晴れとしない様。意欲が大幅に減退し、無気力感や億劫感を伴うことが多い。また将来に希望が持てないという感覚に陥る。それだけではなく、一般的には、不安感、焦燥感、興味の喪失、希死念慮といった精神状態に陥る。ここで注意すべきは「うつ状態」と「うつ病」は全く異なる概念だという点である。例えば一口に「お腹が痛い」と言っても、腹痛を伴う病気は何十種類もある。同様に一口に「うつ状態」と言っても、うつ状態を伴う病気は多種多様であり、うつ状態だからといってうつ病とは限らない。

このようにうつの語義を考えると、「うつ」の対義語は「晴れ」なのではないかと思えてきます。あるいは率直に「元気」もうつの対義語な気がします。

あくまで私見なんですけれどもね(汗だく;;)。

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