哲学史入門【第2回】

Pocket

ご挨拶

どーーーーも!こんにちは!初心者のための基礎からガチで分かりまくる超クールな哲学史入門の解説記事を血尿にも負けずに書いている鹿丸です♪鹿に丸と書いて「しかまる」と申します!!
いやあぁぁぁぁぁぁ哲学史って本当に楽しいですよね!学部の一般教養時代、もっと哲学史の授業真面目に聞いていればよかった(遠い目…)!!と深く反省しております!

前回までの復習

前回の講義 ⇒⇒⇒ 哲学史入門【第1回】

復習その1:神話的世界観の終焉

神話によって世界を説明しようという時代は終わり、ギリシャ哲学が開花しましたね。

復習その2:ギリシア哲学の開花

ギリシャ哲学は、

世界を物理的に分析することによって、

万物の根源に至る!!

という大きなパラダイム転換を果たしたわけですね。

これは正に哲学界のイノベーションですね。

ここでちょいとギリシア語をもう一度、復習がてら整理してみましょう。

 

ピュシス
「自然」のこと。自然は万物をつかさどるものだと考えられていた。
アルケー
万物の根源のこと。

 

そして最初の西洋哲学者が登場します。

そうです!ご名答!「万物の根源は水である」と述べた「タレス」です。

では前回の復習も終わったところで今回の哲学者様に登場してもらいましょう。

哲学史入門【第2回】

アナクシマンドロス

アナクシマンドロスは「ト・アペイロン」を万物の根源すなわちアルケーだと考えました。

タレスがアルケーだと考えた「水」っていろいろな性質を持っていますよね。様々な性質を持っているということは、言い換えれば、その性質によって「水」という物質が限定されてしまうということです。もっと簡単な例を挙げてみましょう。(男性の方は)女性に生まれてきたと妄想してみて下さい。あ!女性の方はそのままでいいですからね。

で、女性の性質っていろいろありますよね。例えば「子供を産むのは女性である」とか。そういうの。このことを逆から見れば、「出産は女性がやるしかない」という制約につながりますよね。

アルケーを「火」にしてみても「水」にしてみても、あるいは「空気」としてみてもそれらの物質は必ず性質をを持っています。そこでアナクシマンドロスの「ト・アペイロン」の登場です。

ト・アペイロンは日本語で表現すると「無規定なもの」という意味です。

なぜト・アペイロンは無規定なものをアルケーと考えたのでしょうか。今一度、「万物の根源」について考えてみる必要がありそうです。すなわち、万物の根源というのは、ありとあらゆる自然を構成する全てを生じさせるであるわけです。この元から森羅万象あらゆるものが生じるわけですが、その過程でアルケーが消耗し、ついには枯渇してしまうものであっては理論上まずいわけです。水とか火をアルケーとしてしまうと、そうした物質には自ずと限界があります。そういった理由からアナクシマンドロスは「無規定なもの」こそ際限なく万物を産み出す元として「アリなんじゃね?」と思ったというわけなんです。

アナクシメネス

アナクシメネスはアナクシマンドロスの「無規定なもの」という考え方に影響を受けた。そしてアナクシメネスが結論した、「空気」こそ「無規定なもの」である。と。その結果、アナクシメネスは「空気」こそアルケーであると考えた。というわけです。

またアナクシメネスは物活観という思想を持っていた。どういうことかというと、アルケーである空気そのものが、まるで生命でも宿しているかのように、みずから進んであらゆるものに変化するものだとアナクシメネスは考えていたようだ。

このように一見、無機質な物質そのものが生命を持つとい思想を物活観と呼ぶ。

おわりに

今回はアナクシメネスまでで哲学史入門を終わりたいと思います。

最後まで読んで下さり誠にありがとうございます!

関連項目

 

哲学史入門TOPへ戻る

 

[AD]おすすめ哲学史書籍★『哲学史講義 1』 G.W.F. ヘーゲル (著)

 

 

あわせて読みたい