オリエンテーション-わかりやすい大学受験英文法講義【第0回】

外資と生きる|椎名 武雄

はじめに

わかりやすい大学受験英文法講」シリーズでは表題の表す通り、大学入試対策に役立つ英文法の解説を超わかりやすく行うことが目標です。今回はオリエンテーションなので、今後の講義の指針や英文法問題に関する考え方を解説したいと思います。

大学入試における英文法問題の位置づけ

えー、大学受験英語において英文法の理解は基礎の基礎にあたります。長文読解とは違って、物凄い難問というのは基本的に出ません。イメージとしてはセンター試験だったり、私大で多く出題される傾向にありますね。

特に「明治、法政、立教、中央、学習院、日大等々」あたりだと英文法問題の出題の占める割合が多い感じでしょうか。基本的に難問がでないということは、「なんか見たことあるなあー」って感じるようなパターン化された問題が出るということです。であれば、単純にちょっとした英文法の理屈を知ってるかどうかの問題なので、確実に得点したいところです。

「英文法問題は取りこぼしなく99%とる!」くらいの感覚でいるといいと思います。

英文法の学習は長文読解に役立つのか?

僕も学生時代に先生にこの質問をした覚えがあります。結論から言えば、「ほとんど役立ちません」。でも英文法を知らないと読解に困るケースもある程度あるので、ぜんぜん役立たないわけではありません。

受験英語学習の王道は「英文法⇒構文解析⇒語彙力」の順に学習することですかね。まあ順番が決まっているわけではないのですが、僕の場合はそんな感じで鍛えられました。

英文法問題は理論で捉える

英文法問題は英会話と違って必ず文法理論に即した形で出題されます。極端な話、文法問題の中に出てくる単語の意味がよく分からなくても解ける問題もたくさんあります。文の意味を考えるというよりむしろ、英文の形式や理論的成り立ちを考えて解答するようにして下さい

例を使って「形式や理論に沿って解く」ということの意味を実感してみましょう。

(例題1)次の英文を訳しなさい。

Is that all you want to say?

この英文を形式や理論ではなく感覚で訳そうとすると「それはあなた方全員が言いたいことですか?(×)」みたいな誤訳につながるケースが少なくありません。ちゃんと主語、動詞、補語、目的語に分けて考えないといけません。

ちなみに主語は「S」、動詞は「V」、補語は「C」、目的語は「O」ですね。

で、これらの記号を使って分けるとこんな感じになります。

Is      that     all   ← [you want to say]?
(V)      (S)      (C)   (形容詞節⇒allを修飾)

慣れないうちは英文法問題が出たら、S,V,O,Cをちゃんとふって、文の形式的な構造をつかむようにするといいでしょう。このように形式と理論で英文法問題をとらえると、誤答/誤訳は圧倒的に少なくなります。

解答は「それがあなたの言いたいことの全部?」です。


とまあこんな感じでオリエンテーションは終わりたいと思います。

お読み頂きありがとうございました!!

関連項目

 

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