確実に大学受験で失敗する勉強法4選「これをやってはいけない!!」

大学受験お役立ち情報

成功する方法を学ぶより失敗する方法を知り、回避する

「戦史」という分野をご存じでしょうか。過去の戦争における戦略や戦術を学ぶために戦争の歴史を学ぶ分野です。戦史の世界では、「勝った戦い」の分析ももちろん有用なのですが、「負けた戦い」の分析も極めて重要だそうです。なんかの本に書いてありました。

同様に大学受験で失敗する方法を学べば「地雷を踏む」ことを避けることができます。以下にあげる「やってはいけない勉強戦略」をうっかり採用してしまっている場合は方向転換が必要です。

大学受験で失敗する勉強法1「たくさんの参考書」

1科目につき、たくさんの参考書を買い込んでしまうのは不合格まっしぐらの勉強法です。古文に1冊、現代文に1冊、世界史に1冊というように、参考書は1分野1冊が大原則です。

もし既にたくさんの参考書を買い込んでしまっている教科があれば、即刻、1冊に絞り、残りは心を鬼にして捨てましょう。ブックオフに売ってもいいでしょう。

もちろんたくさんの参考書を使ったからといって絶対に不合格になるとは限りませんが、受験に失敗する人ほど参考書を大量にコレクションする傾向があります。これは一種の不安感からくる行動で、「参考書をたくさん揃えて安心したい」という気持ちから、参考書を多数買い込んでしまうのです。

尚、例えば「英語の参考書」という広い意味では、英文読解用の書籍、英文法用の書籍、単語集等と複数の参考書になっても問題ありません。問題になり得るのは、英文読解に2~3冊みたいに1分野に複数の参考書を割り当ててしまう場合です。

場合によっては一切参考書を使わず、教科書を丸暗記する方法も有効です。

大学受験で失敗する勉強法2「苦手科目の放置」

一番多いのは「古文を捨てる」という過ちです。大学受験では国立・私立問わず、苦手科目が1教科でもあると大きな足かせになります。「苦手科目は得意科目でカバーする」という戦術は下策です。絶対に失敗するわけではありませんが、かなり危険で非効率な作戦と言えるでしょう。

ちょっと想像してみて下さい。今、仮に、5人で山登りをしているとしましょう。5人のうち1人が登山の途中、足の骨を折ってしまいました。負傷者を置いていくわけにはいかないので、5人の山登りチームは、負傷者のペースに合わせて登山をしなければなりません。すなわち、「弱点」があると「弱点」のペースに合わさざるを得なくなるのです。

もちろん大学受験と山登りは別モノなので、弱点科目があっても得意科目でカバーすることは可能です。しかし、合格最低点が70%の得点だとして、得意科目で90点を狙って、はみ出た20点で苦手科目をカバーする方法は極めて危険で不効率です。

それなら苦手科目を「普通科目」に育てる方が絶対に効果的です。得意で苦手をカバーする戦略はやむを得ない最終手段として使うべきであり、まだ時間的に苦手科目を底上げできる猶予があるならば、苦手解消に注力した方が遥かに合格最低点を超える可能性が高まります。

また20:80の法則の観点から見ても、苦手科目の放置は非常に非効率です。20:80の法則というのは簡単に言えば、ある科目で80点をとるのに必要な勉強量を10とすると、80点を100点にするのに必要な勉強量も10必要だという法則です。単純計算すれば80点取れる科目を90点にするのに5の勉強量が必要なのです。ならば80点取れる科目はもうそれ以上伸ばさず、現状を維持するようにして、例えば古文でほとんど得点できないのであれば、5の労力をかければ、古文で40~50%とれるようになります。

このように苦手科目の放置は大変非効率で危険極まりない入試戦略です。入試直前でもう時間がない場合の「苦肉の策」として用いる以外はけっして得意科目で苦手科目をカバーする戦略を採らないべきです。

大学受験で失敗する勉強法3「過去問の軽視」

私は13校の大学を受験します。というように広く浅く過去問対策をするのは危険です。そうではなく、チャレンジ校、標準校、滑り止めの3校に絞り、徹底的に過去問研究をしましょう。なぜなら学力と得点力はイコールではないからです。もちろん学力が高いほど得点力も高くなりますが、それは身体能力が高いほどサッカーで有利になるのと同じで、学力と得点力の間には強い相関関係があるにすぎません。

得点力を養成する最強の方法は過去問研究です。よく「過去問はもう二度と出題されないからやるだけ無駄」という人がいらっしゃいますが、それは大きな誤解です。A大学B学部の過去問とはA大学B大学の攻略本なのです。大学/学部ごとに必ず出題のクセがあります。それだけではなく、トラップのクセもあります。

ある大学のある学部の過去問を徹底的に研究すると、「いまいち分からないなあ」と感じる問題ですら、なんとなく解答の選択肢が予想できるようになります。またひっかけ問題の傾向も理解できるので、ケアレスミスで主題者の罠にはまってしまう愚も防ぐことができます。さらに、出題傾向が驚くほど様変わりすることは稀なので、過去問研究を徹底的にしていれば、本番で試験問題を見た瞬間「お!見慣れた風景だ!」と感じることができます。このことは、心理的にも混乱せずに済むというメリットがありますしどの問題にどれだけ時間をかけるかとか、どの大問から手をつけるか、はたまたどの問題は捨てるべきか等という得点を最大化する上で超有益な情報を持って挑むことにつながります。

結局のところ「得点=学力×得点力」なのです。よく経営の世界ではこんな風に言われます。「優れた商品を開発すれば、それでいいというわけではない」。いくら優れた商品を開発しても、その商品を効果的に販売するノウハウが無いと売上にはつながらないという意味です。経営の世界では「売上=商品力×販売力」という方程式が成り立ちます。大学受験でいうところの学力は経営の世界の商品力に、得点力は経営の世界の販売力に該当します。

そして得点力を伸ばす唯一にして最強の方法が「過去問研究」なのです。

尚、「試験は水もの」なので、例えば過去問の研究は、チャレンジ校、標準校、滑り止め校の3校に絞って集中的に行うにしても、金銭的・体力的な余裕があれば5校、7校、9校とたくさんの大学/学部を受験すること自体は悪いことではありません。

大学受験で失敗する勉強法4「マーカーを引く」

別にマーカーを引いても構わないのですが、教科書や参考書に載っていることは一言一句、全て例外なく重要事項です。なので、「特にここが重要」とわざわざマーカーを引く理由はあまりないです。また、マーカーを引いてしまうと、まるでマーカー以外の部分が重要ではないように錯覚してしまうので心理的にマイナスになってしまうというデメリットがあります。

おまけ:「ノートまとめ」について

ノートまとめ」の是非については、肯定派と否定派の長きにわたる論争が巻き起こっており、いまだ決着がつきません。自分に合っていると思えば採用してもいいでしょう。但し、「まとめっぱ」だけはやめましょう。一度ノートに書き込んだことは必ず脳内にも書き込んでおきましょう。

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