【独学の強い味方】数学が苦手で「高校数学もさっぱり」な社会人にオススメの参考書5選


はじめに

この記事では社会人の方で高校数学からはじめて数学の学び直しをしたい方に超おすすめの参考書をご紹介致します。選定基準は「独学でもつまづくことなくスイスイと数学の学習を進められること」です。

一般に歴史等とは異なり、数学は独学難易度が高いと言われています。その一番の理由は皆さんもご存じの通り、「つまづいたとき誰にも聞けない」という点にあると言っていいでしょう。

しかし、真に優れた数学の参考書はたとえ独学でも、けっして挫折することなく、スムーズに学習をすすめられるように配慮された書籍です。そんなオススメ数学参考書を厳選して紹介します。

尚、ここで紹介する参考書は筆者もちゃんと購入し、その内容をしっかり把握している書籍です。

独学に強い!中学数学も厳しい場合の社会人におすすめの数学参考書2選

実は筆者も、社会人になってから数学を学び直す際、正直、中学レベルすら怪しい状況でした。そんな筆者を救ってくれたナイスでクールで超わかりやすい参考書を2冊ご紹介します。

【1冊目】増補改訂版 語りかける高校数学 数I編

率直な感想を言うと、ちょっとだけ解説の際の語り口調がうざったい面はありますが、そんな欠点があっても最初の1冊に超おすすめできます。理由は、独学で、挫折したくても絶対に挫折不可能な、圧倒的わかりやすさです。序盤は中学数学の復習です。従って、「中学レベルも不安」という方でも安心して取り組めます。

この参考書の特色は「数学Ⅰこそ高校数学の基礎」という理念に基づき、これでもかというくらい親切に解説してくれる点です。

けっこう分厚い本ですが、分厚いのは解説が丁寧な証拠です。「中学レベルの数学も不安」という社会人の方の独学を強力にサポートしてくれます。

 

増補改訂版 語りかける高校数学 数I編

 

【2冊目】数学公式徹底入門

中学生向けの書籍ではありますが、微分積分の初歩まで取り扱っています。この本の優れているところは掲載されているほとんど全ての定理に証明がついていることです。例えば、皆さんは「交換法則」・「分配法則」といった「もうなんだか当たり前になってしまっている」定理の証明を書けますか?。この本を丁寧に学べば「中学で習う公式から一部高校で習う公式」のほとんど全てを証明できるようになります。

一般に数学の学習法という観点から言って、定理・公式を証明できることは大変重要です。

せっかくの大人の学び直し数学なのですから「テストで点がとれる数学」ではなく「本質を理解し、そういった深い理解に感動する喜びをじっくり味わう」という勉強法がいいと思います。

また『数学公式徹底入門』は既に絶版本ですがAmazonなら中古本を300円くらいで買えてしまうという点もありがたいですね♪私はこの本、とっても大好きです。

 

数学公式徹底入門

 

独学に強い!高校数学全体を教科書レベルでマスターするのに超おすすめの1冊

高校数学全体を教科書レベルで理解したいならば、最強の1冊があります。

長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書 (考える大人の学び直しシリーズ)

『長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書 (考える大人の学び直しシリーズ)』の最大の特色は超長い「講義CD」が付属している点です。テキスト本体自体は普通の高校数学の教科書です。高校3年分の教科書と教科書の全ページを網羅する長岡先生の講義CDの組み合わせです。

私のPCにも106時間に及ぶ音声講義のデータが入っています。唯一デメリットを挙げるとすれば、音声講義なので、当然、板書がないわけで、何度も戻って聞き直さないと、ちゃんとノートを取れないので、使い勝手としては多少、不便ではあります。

しかし、長岡先生は予備校の元人気講師であり、その授業は一流です。また不思議と長岡先生の音声講義を聞いているとモチベーションが高まります。わかりやすさも抜群です。

1冊で高校3年分の数学知識を網羅している点もオススメする大きな理由です。

正に、独学の超強い味方と言えるでしょう。

 

長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書 (考える大人の学び直しシリーズ)

 

高校数学から大学初等レベルまで網羅した参考書

高校数学から大学初等レベルまで網羅していて尚且つ「数学が楽しくなる」新書が存在します。小島先生の『数学入門 (ちくま新書)』です。「相対性理論すらピタゴラスの定理の延長にすぎない」という指摘には驚くばかりです。前提とする数学知識は中学3年生程度なので、高校数学がさっぱり分からなくても読みこなせます。とにかく独特というかむしろ「本質をついた」解説には脱帽です。

Amazonの中古なら300円くらいで購入できます。この数学本の弱点は新書の情報量で、「高校数学~大学数学の初歩まで」語り尽くそうとしている点です。さすがに無理があると言えるでしょう。しかし「数学が苦手!」を克服しようとあがいて、小島先生の『数学入門 (ちくま新書)』を手に取ったとき私は思いました。「これ1冊では範囲の広い高校数学をマスターするのは確かに困難だが、名著であることに疑いはない!」と。

用途としては「数学の面白さ」を知るのに最適な一冊です。『長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書 (考える大人の学び直しシリーズ)』と『数学入門 (ちくま新書)』の組み合わせを強くおすすめします。

また高校数学の後半~大学数学の基礎の部分で躓きやすい難解な部分を「さらっと」理解できてしまうという点でも優れた書籍です。

 

数学入門 (ちくま新書)

 

独学に強い!高校数学の問題演習にうってつけの参考書

ズバリ!坂田先生の面白いほど分かるシリーズこそ独学で数学の問題演習をするのに最善のおすすめ参考書です。特色は「異常なまでのわかりやすさ」それだけです。独学で高校数学をやり直す際にこれほど強力な味方はいないでしょう。尚、分野別に10冊以上出版されているので、取り急ぎ特に理解しにくい単元の本を購入するといいでしょう。

例えば下記の『坂田アキラの 三角関数が面白いほどわかる本 (坂田アキラの理系シリーズ) 』を例にとると、「三角関数で苦戦してしまった」とか「三角関数の問題演習をして公式に慣れたい」といったニーズを満たしてくれます。

 

坂田アキラ先生の数学参考書一覧はこちら

 

読み物としておすすめの数学書

人生に必要な数学50』は数学の勉強に疲れたときの読み物としておすすめの一冊です。有名な定理をわかりやすく説明してくれています。また、特に最初から読む必要はなく、気になるページを休憩時間なんかにパラパラめくっているだけで、「数学ってすげーなー」・「面白いなあ」という気持ちになります。Amazonの中古でも1000円前後するので無理して買う必要はないと思います。別に『人生に必要な数学50』が手元にないからといって不自由することは一切ありません。数学の興味深い定理を読み物的にわかりやすく紹介してくれるような書籍に興味がある方であれば買って損はないとは思いますが…。

ちなみに私は、数学の勉強に疲れたときや、なんとなく暇なとくに本棚から取り出してパラパラ読んで楽しんでいます。

 

人生に必要な数学50

ド定番『白チャート』

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新課程チャート式基礎と演習数学1+A』、通称『白チャート』。

この参考書は①辞書的な意味で役立ちます。②反復練習で理解した定理を定着させる意味でも役立ちます。『長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書 (考える大人の学び直しシリーズ)』とセットで購入すると「地味に」捗る一冊と言えるでしょう。でも必ずしも手に入れる必要はありません。「あった方がちょっと便利かな」程度の1冊です。

白チャート』特色としては、ご存じの方も多いと思いますが、高校の教科書レベルプラスアルファくらいの例題と演習問題が山ほど掲載されている点を挙げることができます。

数学参考書マニアの私は、そんな「地味にしか役立たない」『白チャート』を『長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書 (考える大人の学び直しシリーズ)』との組み合わせで使っています。

白チャート』の使い方としては、演習問題は無視して、例題を解いて遊んでいる感じです。

Amazonのレビューを見ると白について以下のように書いてありました。

白チャートを馬鹿にする人が多いですが
果たして白チャートレベルの問題が完璧な人が何人いるか。
自分の頭の良さに自信がある人は赤や青(赤は完全に無謀)
そうでもない人も黄を選んでしまう人が多いのでは?

でも白チャートだけでも十分です。
センター満点取れます。
事実、私は満点でした。

出典:http://amzn.to/2lJvUTR

てなわけで、社会人が高校数学を学んで、実利的な意味でどこを目指すのかというのはけっこう人によってバラバラで、ある意味では難しい問題でもあります。私個人の感想としては別に大学入試のために数学を学ぶ気持ちはあまりないが「センター数学で満点をとってみたい!」みたいな謎の願望はあります。そういう意味で上記に引用したレビューにはちょっと惹かれます。って言っても、私は既に『白チャート』全部持っているんですけどね(笑)。

 

白チャート

 

大学数学に入門するのに最適な参考書

物理の博士号を持っている友人に「大学数学をやるのであれば、まずは線形代数をやった方がいいよ」とアドバイスされました。そこで恐らく日本一わかりやすい線形代数の参考書をご紹介します。

独学でも余裕で理解できます。めっちゃわかりやすいです。この本よりわかりやすい線形代数の入門書は存在しないと思います。

 

まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数 (BERET SCIENCE)

 

ちなみに私には数学に関する野望があります

ここから先は個人的なエッセイみたいなものなのでお読みいただいても有益な情報提供は難しいと思います。。。すみませんm(-_-)m。

これだけ参考書を買い込んでおいてなんですが、まだまだ私は高校数学全体を教科書レベルですら完璧に理解しているわけではありません。まあ風の噂で聞くところによると高校数学を教科書レベルで120%完璧にすれば東大入試にも対応できるそうですけれどもね。

それはさておき、私が高校数学を学び直しているのには2つの理由があります。1つは単純に興味深いから。要は面白いからですね。そしてもう1つは、これこそ我が野望なのですが、
「東京理科大学の夜間部に入学し、卒業してみたい!」からです。

東京理科大学は夜間部で唯一、数学科がある大学です。理科大で大学数学をマスターしたら、今度は、コンピューターサイエンスをやりたいと思っています。どっかの院で。そのような野望をもって高校数学をやっている筆者なのでした!

 

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