重要なのはプロセスの改善であって結果そのものではない!


結果よりプロセスの方が重要だ

確かに、結果は超重要だ。しかし、結果が全てだと考えていると心が疲れてしまう。「人事を尽くして天命を待つ」という格言もある。

もちろん、例えば新規開拓営業の世界では結果が全てだという風潮がある。よく営業の世界は結果を出せれば天国、未達なら地獄と言われる。

しかし、どんなにがんばたって未達-つまり結果が伴わないこと-はある。結果ばかりみて結果に一喜一憂していては身が持たない。

もちろんプロセスレベルでは死力を尽くす。できることは全部やる。しかし、結果には常に「運要素」が介在しているということを忘れてはいけない。

なにも「結果」なんてどうでもいい。そう言っているわけではない。そうではなく、プロセスにおいて全身全霊を込めた仕事をしていればいいのだ。結果に一喜一憂して心をすり減らせるのではない、結果から学ぶことが大切だ。つまり結果からのフィードバックを活用してプロセスの改善に活用するというわけだ。

※「フィードバック」とは?

ある結果から得られた事実や情報を、原因に反映して調整すること。

大学受験でもいいし、高校の定期テストでもいいのだが、そういった試験でよく言われるのは、テストの点数に一喜一憂するのではなく、「解けなかった問題は何か?」を考え、テスト結果のフィードバックを利用して自分の弱点箇所を明らかにすることが重要だ。

こと試験に関して言えば、「試験とは自分の弱みを探すためのツールである」と言えるだろう。弱みが分かったら、後は簡単だ。弱みを強化すればいい。

このことは営業職、人事、経理事務などあらゆる職種に共通して言えることだ。「失敗」とか「ミス」、「目標未達」が教えてくれることは、プロセスに潜む問題だ。

事務作業で言えば「ミス」は構造的にミスが発生しやすい業務プロセスを改善する絶好の材料だ。営業職で言えば、「未達」にはかならず理由があるのだから、未達理由を解決する良い機会となる。

つまるところ結果とは何か?

このように考えると、「結果」とは単なるフィードバックにすぎない。結果とは「弱点や課題を明らかにしてくれるもの」であり、悪い結果になった場合は一喜一憂するのではなく、クールな頭で冷静にプロセスに潜む問題点を洗い出し、問題解決を図ればいいわけだ。要は失敗は良き教師なのだ。

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