トランプ氏、大統領就任後の軌跡をまとめ<核こえー>[2017年02月02日版]
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一番怖いトランプ大統領の核政策
オバマ政権では一貫して核軍縮を推進してきたわけだが、トランプ政権になった途端、核軍備を拡大する意向に転換してしまった。2016年12月23日にはトランプ大統領は自身のTwitterで「米国の核戦力を強化すべし」と述べている。
今までメディアや専門家が抱いてきた楽観的な予測はことごとく現実の壁の前に破れてきた。「トランプが大統領になることはないだろう」という希望的観測は外れた。「トランプだって大統領に就任すれば、メキシコに壁を作るといった、妄言的な公約をそのまま実行するのではなく、<大人の対応>をするだろうと楽観視してきたが、その予測も大ハズレに終わった。トランプ大統領は、「マジでヤバい、狂った政策」を次々に実現しようとしている。大統領令という方法で。
そう考えると、
「米国の核戦力を強化すべし」
というツイートもほぼ間違いなく実行に移されるだろう。
中国の習近平主席ですらついこの間までは公の場で、「核のない世界の実現」を訴えていたにもかかわらず…..だ。一部の中国メディアは、トランプ大統領の核政策に対抗して、「核の拡大」をと叫んでいる。
これは私見だが、このままトランプ大統領が順調に「核装備の拡充」を進めていけば、中国サイドでも核戦力の拡大をせざるを得ない状況になるのではないだろうか。
一方、ロシアのゴルバチョフ氏はトランプ政権とプーチン大統領に核戦争の禁止を推進するよう提言した。きっとゴルバチョフ氏の目には、「核戦争勃発の危機」が見えているのだろう。そうでなければ「核戦争禁止」を呼びかけるはずがない。
核保有国同士で、1発でも核弾頭が発射されれば、報復攻撃の連鎖が発生し、世界は核の炎に包まれ、放射線による汚染も極めて深刻なレベルになることは疑いない。しかも、忘れてはいけないのは、日本に投下された核爆弾と現代の核爆弾の圧倒的な性能差だ。その威力は比較にならないほど巨大だと聞く。そんな「現代の核弾頭」が何十発も飛び交えば世界が終焉を迎えるほどのインパクトを受けることは論を待たない。そして、こうした核戦争は誰の得にもならない。誰にとっても人類最大級の不幸になる。
にもかかわらず、感情的で自制心に乏しく思慮の浅い人物が核のボタンを持っているという事実に我々はあと4年間も耐えなければならないのだ。
小野寺五典元防衛相も「トランプ大統領が核のボタンを持つことに多くの人が不安を抱いているのではないか」と述べている。全くその通りだ。
Newsweekが超過激な「トランプ追い出し策」を提案
Newsweekと言えば、「けっこうまともなメディア」というイメージがある。しかし、恐ろしい記事を公開した。トランプを追い出す施策として、軍事クーデターという選択肢もあると言明したのだ。
筆者はアメリカで軍事クーデターが起きることの方が、トランプ大統領が4年間、米国の大統領でいる「悪夢」よりさらに酷い「超悪夢」だと思うが、皆さんはどうだろう?
世界的に避難されている入国規制
特定国家からの入国禁止措置については世界中で最も反発されているトランプ政権の政策と言って間違いないだろう。
『入国禁止』に反対している要人や企業 | 概略 |
イギリス首相 | 「間違っている」 |
イラン大統領 | 「政治の素人」 |
国連 | 「明確な差別」「速やかに撤回されるべき」 |
アップル社 | 「法的措置を検討」 |
スターバックスがトランプ政権を批判し、難民受け入れを開始
スターバックスコーヒーのハワード・シュルツCEOは難民を積極的に雇用する方針を固めた。なんと1万人の難民を雇い入れる計画だという。
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