PHP+MySQL入門講座【第1回】「プログラミング環境の設定とPHP+MySQLはじめの一歩」


はじめに

本講座は日曜プログラマーの方やプログラミング初学者の方を対象読者としています。分かりやすい解説で、PHP+MySQLの基礎の基礎からはじめ、中級レベルまで到達することができるように設計されております。一緒にプログラミングの面白さを体感しながらPHP+MySQLを学んでいただければ幸いです。

PHP&MySQLのインストール

PHPをお手持ちのPCで動作させるのは簡単です。XAMPP(ザンプ)というツールを使って、PHPによる開発に必要な環境を容易に構築することができます。

まずは以下のXAMPP公式サイトから、お使いの環境(Windows/MAC/Linux)に合わせたファイルをダウンロードして下さい。

XAMPP公式サイト(https://www.apachefriends.org/jp/index.html

ダウンロードが完了したら起動するだけでインストーラーが立ち上がります。深く考えずに、Next!Next!Next!と、どんどん先に進めて下さい。そうすれば5分~10分で、お使いのPCにPHPとMySQLが自動的にインストールされます。

尚、XAMPPはSkypeととても仲が悪いので、XAMPPを利用しているときはSkypeをOFFにしておいて下さいね。


どうでしょう?XAMPPのインストールは無事完了したでしょうか?

これで晴れてPHP・MySQLでのプログラミングができる環境が整いました!お疲れ様です!!

万が一、どうっしてもXAMPPのインストールがうまくいかない場合は、メールで筆者までご質問下さいね!

PHP&MySQLのPC側の設定など

XAMPPはc:¥xamppにインストールされます。まずは以下の手順で設定作業をお願いします。

1、適当なフォルダを開いて、アドレスバーに、c:¥xamppと半角で入力します。下記の画像を参考にして下さいね。

xamppセッティング

すると、XAMPPのフォルダに入ることができます。

XAMPPのフォルダの中に「htdocs」というフォルダがありますので、このフォルダのショートカットをデスクトップに作成しておいて下さい。

また同じXAMPPフォルダの中に、xampp-controlというアプリがあるので、これもデスクトップにショートカットを作っておいて下さい。

XAMPPコントロールパネルを開く

XAMPPコントロールパネル

上記のアイコンがXAMPPコントロールパネルです。開くと次のような画面になります。

XAMPPコントロールパネル

赤枠で囲ってあるスタートボタンを押して下さい。その結果、以下のような画面になれば成功です。

xamppコントロールパネルが正常に動作している

ここで簡単にアプリケーションの説明をします。

Apache(アパッチ)とはWEBサーバーのことです。PHPはサーバー上で動作するため、Apacheのようなサーバーソフトがどうしても必要なのです。

MySQL(まいえすきゅーえる)とはデータベースソフトのことです。PHPとデータベースを連携させることによって、様々なWEBアプリケーションを作成することができます。

PHPはサーバーの側で動くスクリプトなのでApacheを起動してない状態では動作しない点に注意して下さい。

尚、繰り返しになりますが、XAMPPはSkypeととても相性が悪いのでXAMPPを利用中はSkypeをOFFにして下さいね。

Apacheにアクセスする

お好きなブラウザを開いて、http://localhost/と入力するとApacheにアクセスできます。だからなんだというわけではありませんが一応、ご覧になってみて下さい。

PHPファイルを格納するフォルダは決まっている!

いざ、PHPのプログラムを書いたはいいですが、どこに保存してもいいわけではありません。先ほどデスクトップにhtdocsフォルダのショートカットを作成していただいたと思います。PHPのプログラムファイルは必ずhtdocsの中に保存しなくてはなりません。但し、htdocs以下のフォルダであればどこでもOKです。

例えばhtdocsフォルダの中に、systemというフォルダを作成した場合は、その中に保存してもOKなんです。

htdocsに保存したPHPファイルを実行するには?

PHPのプログラムはブラウザから実行します。

ブラウザで、http://localhost/sample.phpといった感じでURLを指定することでPHPが実行できます。また、例えば、htdocsフォルダの中にtestというフォルダを作成し、そのtestフォルダにPHPファイルを保存した場合は、
http://localhost/test/sample.phpという風に実行します。

道具の準備

PHPプログラミングはWindowsに付属しているメモ帳などでも問題なく書くことができますが、正直言って、そうしたOS付属のテキストエディタは機能が非常に貧弱です。あまりの機能の悪さにイライラしてしまうことでしょう。そこでPHPのプログラムを書くための道具を揃えましょう。

以下のテキストエディタがおすすめです!

  • Notepad++(筆者が愛用しているエディタ、でも最近はATOMに浮気しつつある)
  • Atomエディタ(超高機能テキストエディタ、今最もクールでホット)

Notepad++のダウンロード(http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/notepadplus/

ATOMエディタのダウンロード(https://atom.io/

ATOMエディタの設定方法(ATOMエディタを利用したい方向け)

Windowsの場合は画面上部のfileからSettingを選びます。Macの場合はATOMメニューからPreferencesを選択。

ここで開いた画面に+installという項目があるので、それを選択します。検索窓にjapanese-menuと入力し、これをインストールすることで日本語化できます。

さらにPHPのコードを組む上では、他にも便利なパッケージがあるので、最低限以下のパッケージを検索してインストールして下さい。

  • atom-autocomplete-php
  • emmet

これで準備は完璧に整いましたね!早速、PHPのソースコードを書いてみましょう!

PHPを動かす

まずはお決まりの入門用サンプルコードを示しますので、コピペせずに、ちゃんと手入力して下さいね。プログラミング上達の早道は、頭で覚えるよりも、体で覚えることです。

尚、PHPファイルは必ずUTF-8(ゆーてぃーえふえいと)という文字コードで保存します。先ほど紹介したNotepad++の場合は、上部メニューの[エンコード]を選び、[UTF-8で開く]を選択した後、上書き保存すればOKです。

ATOMエディタの場合は、特に指定しなくてもUTF-8形式で保存してくれます。

また保存先はhtdocsフォルダ内にお願いします

写して欲しい最初のサンプルコード

PHPは基本的にHTMLと一緒に利用されます。<? ?>で囲まれている部分がPHPのコードです。

echoは画面に文字を表示する命令です。

[echoの書式]

echo “文字”;

さて、サンプルコードを実際にご自身のパソコンに入力していただけたでしょうか?

ちゃんとutf-8の文字コードで、htdocsに保存しましたか?

以上が問題なければ、このPHPプログラムを実行できます。

このコードはブラウザから実行します。Apacheが起動していることを確認して下さい。

その上で、

http://localhost/ファイル名.php

とブラウザのアドレスバーに入力して下さい。


次は変数を使ったサンプルコードを紹介したいと思います。変数とは値の入れ物のことです。

変数に値を入れることを「代入する」とか「セットする」と言います。

[変数の書式]

$変数名 = 値;

例:$number = 10;

ここで注意して欲しいのは、プログラムにおける「=」は数学にでてくる「=」とは異なる点です。

イメージとしては「number ← 10」といった感じです。「=」は「等しい」を意味するのではなく、あくまで「代入」を意味します。

またPHPでは変数名は必ず$記号で始まります。

以下のサンプルコードを入力し、utf-8で、htdocsに保存して下さい。

$numberと$strに予め値を代入した上で、echo 変数名;とすることで、変数の中身を画面に表示します。

また、echo “<br>”とHTMLタグを出力すると、ちゃんとHTMLとして認識されます。<br>は改行を意味するので、<br>を出力することで改行することができます。

あるいはこんな書き方もあります。echo “a”.”b”.”c”と入力すると(.)演算子で文字列が連結されて、abcと出力されます。この文字列の連結を利用して、echoする値をHTMLタグで囲むことができます。

文字列連結のサンプルコード

このサンプルコードもテキストエディタに入力し、utf-8でhtdocsに保存しブラウザから実行してみて下さい。PHPとHTMLの連携の原始的な例を見ることができます。

尚、プログラムの実行はhttp://localhost/ファイル名.phpです。

 

これで、PHP+MySQL入門講座【第1回】を終わりにしたいと思います。

 

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