哲学史入門【第1回】


この記事では哲学史に興味をお持ちの方に超わかりやすく哲学史の知識を解説します。哲学史はとても楽しい分野です。一般教養として一緒に西洋哲学史を勉強しませんか?「教養」は人生の宝箱です!

哲学史入門

 

哲学史以前の世界

西洋古代の哲学は、イコールギリシャ哲学と断言してしまっても構わないほど、ギリシャの地で発展しました。

最初、ギリシャ人達は、世界を神話で説明しようとしました。

この点はどこの国も同じみたいですね。

だいたい哲学以前の状況では「入り」は神話から始まります。

しかし、学問としての哲学は神話的思考からの抜け出すことではじめて誕生するものです

とはいえ、神話についての理論もあなどれません。

ギリシャの神話時代に、非常に体系的な理論を最初に唱えたのは、詩人・ヘシオドスです。

ヘシオドスは完全な混沌(カオス)から始まった世界が、様々な神々によってゼロから構築されていく過程を論じました。

その他にも体系的な神話の理論が登場するわけですが、神様は哲学の根拠にはなり得ません。

いくら体系的な理論を作ってもそれは、宗教の域を出るものではなかったわけですね。

こうして神話時代の様々な思索の試みが終わったとき、学問としてのギリシャ哲学が誕生することになるのです。

哲学史のはじまり

ギリシャ哲学では、神話という過去の歴史に焦点を当てることをやめ、世界を物理的に分析することで、万物の根源に至ろうとしたのです

そこでは、万物をつかさどる原理は自然(ピュシス)とよばれ、それを研究する人々のことを自然学者と言います。

西洋哲学史で最初に登場する哲学者は、ギリシャの植民地、ミレトスの住人であった、タレスです。

時代は紀元前6世紀にまで遡ります。

タレスは万物の根源(アルケー)は水であると主張しました。

この議論はすぐに多くの反論に晒され、すたれてしまいますが、はじめて神話的世界観から脱却し、哲学を創始したという意味で、タレスの功績は哲学史上、けっして小さなものではありません。

関連項目

 

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