森田療法の要点を簡単に説明する<超わかる!>

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森田療法の歴史

森田療法は日本で唯一、世界で認められた精神療法です。神経症の治療を目的として森田正馬(もりたしょうま)が開発しました。森田自身も神経症にかかって、悩みに悩み抜き、苦しみ抜いたすえに、ついに開発に成功した治療法です。

現在では残念ながら、あまり広く普及していませんが、「森田療法」という言葉を知らない精神科医はいないと思います。

現在では慈恵医大や浜松医科大学などで盛んに研究されています。

森田療法が10秒で超わかる解説

森田療法とは、「不安・不快の気分はあるがままに、そういった嫌な気分をやりくりしようとせずに、苦しいながら、なすべきことはなす」という行動療法です。

不安な気持ちを理由にやるべきことをやらないでいると、不安はますます増大します。

なぜなら不安を理由になすべきことをしないということは、「不安を真に受けている」ことになるからです。

不安を真に受けるような行動をすると、不安はますます強くなり、いつまでたっても自信がつきません。

反対に、不安ながら、自分の課題に没頭していると、「不安でもできるんだ」という自信が生まれます。

また、不安を気にかけないことになるので、不安も減っていきます。

森田療法の衰退と注意点

しかし、開発当時は大変優れた精神療法として認められていた森田療法も、現在では衰退の一途を辿っています。替わって、認知行動療法や対人関係療法、マインドフルネスといった精神療法が活躍するようになりました。

また、森田療法の最大の注意点は、森田療法で良くなる症状と、森田療法を下手に用いると悪化してしまう症状が見分けにくい点にあります。

以上、森田療法の簡単な解説でした。

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